水素サプリ

マイクロクラスター(フラナガン水素)の水素サプリに効果は期待できる?

水素サプリは体内の水分と反応させて「体内で水素を発生させる」という特徴があります。

その水素の発生方法はサプリによって異なるいくつかの種類がありますが、今回はそのなかの「マイクロクラスター(フラナガン水素)」を使った方法について検証してみたいと思います。

 

マイクロクラスター(フラナガン水素)とは

マイクロクラスターとは、アメリカのパトリック・フラナガン博士という方の研究・開発から生まれた、シリカとミネラルを組み合わせたパウダーです。

その構成成分は、

  • 二酸化ケイ素(シリカ)
  • 炭酸カリウム
  • クエン酸カリウム
  • 硫酸マグネシウム

となっています。

水素サプリにマイクロクラスターが使用されている場合は、成分表にこの4つの成分が記載されているはずです。

このパウダーが体内で水分と反応すると、大量の水素が発生します。

■ちなみに参考情報ですが、

サプリ業界の中の方によると、水素サプリの水素発生方式による【水素発生量の多さ】を比較すると、

精製岩塩>マイクロクラスター(フラナガン水素)>ゼオライト>サンゴカルシウム

とのこと。

 

マイクロクラスター開発の経緯

さて、フラナガン博士はどういう経緯でマイクロクラスターを開発したのでしょうか?

その詳しい経緯はこちらのページで説明がしてありました。

>>マイクロクラスター|株式会社プリモワールド

>>奇跡の泉”フンザの水”

 

内容を簡単にまとめると・・

1.天才少年科学者パトリック・フラナガン登場

彼はわずか11歳で「誘導ミサイル探知機」を、14歳で聴覚を失った人が聞くことを可能にする 「ニューロフォン」を開発、17歳でなんとアメリカ国防省(ペンタゴン)に入省したとのこと!

天才少年科学者ですね。

 

2.ノーベル賞を受賞したルーマニアの科学者ヘンリー・コアンダ博士から「長寿の水」研究を託される

同じ研究所で仲良くなっていたルーマニアの科学者コアンダ博士は、住民が100歳を超えても健康に生きている「長寿の村フンザ」の秘密について研究していました。

「住民が飲んでいる水にその秘密がある」ところまではつかんでいたものの、その水を再現するところまではできませんでした。

そこでまだ10代とめっちゃ若く才能にもあふれたフラナガン博士に「長寿の水」「若さの泉」についての研究を託したそうです。

1963年のことです。

3.フラナガン博士が長寿の水(フンザの水)の秘密を解き明かす

そして本格的に長寿の水の研究にふみだしたフラナガン博士は、何十年にもわたって「フンザの水と同様の機能をもつ水」をつくりだすための研究を続けました。

そして研究をはじめて20年以上が経過した1980年代になって、ついに博士はフンザの水と同等かそれ以上の機能をもつ水をつくることに成功しました。

(このあたりの理論的な話は難しすぎてよく理解できませんでした・・^^;)

この水をつくるために開発された革新的な技術が「Flanagan Microclustar Silica(フラナガン・マイクロ・クラスター・シリカ)」として特許登録されているんですね。

 

マイクロクラスターは2007年以降の水素医学の発展とは別の流れで開発されていた

というわけでマイクロクラスター(フラナガン水素)は、2007年の「Nature Medicine誌」への太田成男教授の論文発表依頼盛んになっている水素医学の研究とはまったく別の流れで生まれたものでした。

これは別の水素サプリの水素発生方式である「ゼオライト」と同様ですね。

 

マイクロクラスターは「マイナス水素イオンを吸蔵する」?

さて、マイクロクラスターの説明のなかの気になる点として、「マイナス水素イオン」を吸蔵している、という内容があります。

フラナガン水素を使った代表的な水素サプリ「メガハイドレート」について詳細を説明しているサイト(「なるほど元気倶楽部」)によると、

「フラナガン・マイクロクラスター・シリカ」は・・

“膨大な数のマイナス水素イオンを吸蔵したシリカ水素化合物であり、水と反応してそのマイナス水素イオン(電子)を放出することで強い還元力を発揮する”

“シリカ粒子に吸蔵されたマイナス水素イオンが水と反応して膨大な数の“電子”を放出し、水は瞬時に還元されて水素が生成される

出典:なるほど元気倶楽部

とのこと。

 

マイナス水素イオンは生体内では存在しない?水素医学の研究は「水素分子」を扱っている。

ここでいわれているような「マイナス水素イオン」の働きについては、2007年以降盛んになっている水素医学の研究のなかでは触れられていません。

現在の水素医学研究のなかで扱われているのは「水素分子(H2)」のふるまいについてであって、「マイナス水素イオン」については扱っていないんですね。

日本医科大学太田成男教授も、ホームページのなかで以下のように記載されています。

マイナス水素イオン(あるいはヒドリドイオン)や活性水素(あるいは原子状水素)は、生物が存在しえない特殊な状況下では存在することもありますが、生体内では存在しえないものです。生体内で存在しえない物質があたかも生体内で機能しているように謳っている商品とは当研究室は無関係です。

出典:一般の皆様へ|日本医科大学

 

マイクロクラスターが吸蔵しているという「マイナス水素イオン」は「生体内で存在しえない」はずだと太田教授はおっしゃっているんですね。

ただ、逆に「生体内でもマイナス水素イオンは存在する」という説もあったりして、正直何が正しいのかはわかりません。

 

太田教授は

『フラナガン博士の研究を否定するとも肯定するとも言っていません。全部を否定するとは言っているわけではなく、「わからない」と申しております。』(参考:The Spark of Life

とも述べられていて、フラナガン博士の研究は、現在の水素医学の研究とは直接接点がないといえるのかもしれません。

 

水素分子を発生させるという「結果」は同じ

ただ、理論的な背景は別にして、水素サプリとして体内で水素分子を発生させるのは間違いないようです。

精製岩塩をつかった水素発生法に比べると水素濃度が低いという話もあったりしますが、水素サプリの原料としては問題ないのでは?と思います。

 

 

マイクロクラスター(フラナガン水素)を使った水素サプリと口コミをチェックしてみる

では最後にマイクロクラスター(フラナガン水素)を使った水素サプリをまとめておきましょう。

 

メガハイドレート

パトリック・フラナガン博士が2003年に設立したアメリカの「PhiSciences社」から発売されている「元祖」ともいえるマイクロクラースター(フラナガン水素)サプリ。

やはり『マイナス水素イオンサプリ』と呼ばれているのが気になるところですが^^;

口コミをみると「元祖水素サプリはこれ」と認識している人も多いようですが、「元相水素サプリ」というよりも、

「2007年以降の水素医学研究とは別の流れで生まれたサプリ」

という認識が正しいと思います。

 

メガハイドレートの口コミは?

楽天のメガハイドレート販売ページには多くの口コミが寄せられています。いくつかご紹介してみましょう。

(出典:サプリンクス楽天市場店

よい口コミ

購入して3度目ですが、これを飲んでから翌朝の目覚めが良い様に思います。
以前は朝の寝起きが悪く、体がだるかったのですが、それがあまりないです。
良い日が毎日続くわけではないので、続けていきたいと思います。(40代女性)

飲まないより飲んだほうが、朝の目覚めが良いような、、疲れも取れてるような、、なんとなく効いてる気がします 、、、ちなみに3瓶めです。リピします。(40代女性)

水素水は高額だし、すぐ気が抜けてしまうのですが、こちらはうまくカプセルにしてますね。疲れた時に飲むと、体が楽になる感じがします。(70代男性)

 

いまいち?

パウチで買った水素水に比べ 効果があまり感じられませんでした。(40代女性)

正直、効果があるのかないのかというのはわかりません。全て飲み終わって飲むのをやめてから効果があったのかも…ということもあるので、まだ現段階では判断しかねます。(20代女性)

 

胃がもたれる?

メガハイドレートの口コミで気になったのが、何件か

「胃がもたれた」「胃が荒れた」「胃が重くなるのでカプセルを開けて水に溶かして飲んだ」

といった内容があったことです。

最初結構胃もたれというか、胸やけという感じがありどうかな?と思ったのですが
最近はカプセルを開け水に溶かして飲んだり、そのまま飲んだりその日によって変えたりしています。

この点について調べてみると、どうやら胃の中で反応して急激に水素ガスが発生すると胃に負担を感じることがあり、サプリを飲むとゲップがでることもあるようですね。

ゲップで外に出てしまうと効率が悪くなるため、日本医科大学の太田成男教授が開発にたずさわった「水の素」という水素サプリは「胃ですぐに溶けないように、ゆっくり時間をかけて腸内でも水素が発生していくように工夫がしてあるそうです。

 

ハイドロゲンEX

ハイドロゲンEXも「マイクロクラスター水素使用」とうたってあります。

ところが日本医科大学太田教授のサイト「ちょっと一言」に、気になるコメントがありました。

「水素水を超えた抗酸化サプリメント HYDROGEN EX」は、マイクロクラスター水素を含んでいると記載されています。このマイクロクラスターは、シリカに水素を吸蔵しているとしていますが、実態はNaBH4(水素化ホウ素ナトリウム)です。消費者の方は、だまされないように注意しましょう。

(出典:虚偽の宣伝に注意|太田成男のちょっと一言

「実際は水素化ホウ素ナトリウム・・」??

これも調べてみると、どうも「マイクロクラスター」として出回っているもののなかには、実際には摂取リスクもあるといわれている「水素化ホウ素ナトリウム」で水素を発生させているという噂があるようです。

ここでの太田教授のコメントのソースはちょっとわかりませんが、気になりますね。

この点についてはもう少し調べてみて、結果を追記したいと思います。

 

まとめ

以上今回は水素サプリの種類のひとつである「マイクロクラスター(フラナガン水素)」についてご紹介しました。

水素サプリとしての評価は、やはり太田教授の「水の素」や、辻クリニックの辻医師らの「H2サプリメント」で採用されている「精製岩塩を使った水素発生方法」のほうが安心して使えるかな・・と感じます。

ただ、マイクロクラスターに吸蔵されているという「マイナス水素イオン」のはたらきについては未知の部分が多いため、もしかすると今後新たな発見がなされるかもしれません。

注目して見守っていきたいと思います。