水素の研究

水素水は不整脈にも好影響が期待できるのか?

私の父親は心臓の不整脈をわずらっており、カテーテル手術も経験済みです。

手術後の経過は順調だったのですが、今でもたまに不整脈がでることがあります。先日も不整脈が出たということだったので心配になりました。

そこで「水素水で少しでも不整脈に好影響をあたえることは考えられないだろうか?」と思いあたり、少し調べてみました。今回はその内容をご紹介してみたいと思います。

 

水素水で1日60回の不整脈から回復したケース

>>心肺停止・1日60回の不整脈から水素水で回復

こちらの記事で福岡県の会社経営者井野禮弘さんのケースが紹介されています。

井野さんは49歳のときに海で突然倒れ、40分以上の心配停止に陥りました。その後奇跡的に助かったのものの、3本ある心臓冠動脈(心臓の筋肉を動かすための血液を送る動脈)のうち、

■ 2本が完全に詰まっている

■ 残り1本も75%詰まっている

というとんでもない状況だったそうです。

その後なんとか仕事に復帰したものの1年半後にはふたたび心筋梗塞で倒れ、その後は1日に60回以上の不整脈とつきあいながら再度仕事に復帰されていました。

そんなときに現在市販されているなかでは最高濃度の水素を摂取できる「水素水7.0」という水素水に出会います。

 「そんなときに、大変良くしていただいている取引先の方から『この水、体に良いから飲んでみなよ』と水素水を勧めてもらったんです。毎日500ccを2本。その後、しばらくして心臓の定期検診を受けに行ったとき、担当医から『井野さんは不死身ですね』と言われたんです。何のことかさっぱりでしたが、心電図を見ると、不整脈が治っていたんです。その後4年間、不整脈はまったく出ていません」

 

1日60回以上でていた不整脈が4年間でていないということであれば、たしかに「治った」といってもいいですよね。

このように水素水で心臓疾患からくる不整脈が治ったというケースは実際にあるようです。

 

不整脈の原因

不整脈の原因はいくつかあるといわれています。

■ 今回ご紹介したケースのように冠動脈が詰まるなど、心臓の問題から生じるケース

■ 心臓疾患とは関係なく、加齢・蓄積疲労・ストレスなどから生じるケース

 

それでは水素水がどのように働くことで、不整脈の原因を取り除くことが考えられるのでしょうか?

 

冠動脈の詰まりの原因:動脈硬化を抑える水素のはたらき

冠動脈とは心臓自体を動かす筋肉に血液をおくる血管ですが、足などの血管に比べると貧弱で、動脈硬化や冠動脈内部にできる脂質のかたまり(プラーク)などの影響があると詰まりやすい、細い血管です。

冠動脈が詰まると心臓への充分な血液と酸素の流入が制限され、心臓の筋肉が本来の機能を失ってしまい、つよい胸痛をともなう狭心症や心筋梗塞をひきおこすことになるんですね。

 

この動脈硬化には血管の老化現象を引き起こす活性酸素が深く関わっています。

 

マウスによる研究では動脈硬化の進行が抑制されたという結果

人間ではなくマウスを対象とした研究ですが、

「水素水によって水素分子を供給することにより、動脈硬化の発症を抑制する作用がみられた」といする研究があります。

動脈硬化モデルマウスを用いた水素水の予防作用

学術雑誌名:
Biochem. Biophys. Res. Commun., 377(2008), p1195-1198
表題:
Consumption of hydrogen water prevents atherosclerosis in apolipoprotein E knockout mice
(水素水はアポリポ蛋白Eノックアウトマウスで発症する動脈硬化を防ぐ)
著者:
Ikuroh Ohsawa 他(所属研究機関 日本医科大学発生及び老化研究所他)

概要:
酸化ストレスは、動脈硬化の成因と関係している。
しかしながら、食品由来の抗酸化物質が、動脈硬化を防止するという明確な証左はない。著者らは、分子状水素H2が酸化ストレスを減少する、有用な抗酸化作用を示すことを明らかにしてきた。
本報告では、動脈硬化自然発症モデルである、アポリポ蛋白Eを遺伝子操作によって欠損させたマウス(ノックアウトマウス)に、任意に水素飽和水を飲ませ、動脈硬化発症を抑制するか否かを検討した。
2~6ヶ月齢の間任意に飲水させ、動脈をOil-Red-Oで染色して動脈硬化部位を測定した結果、動脈硬化形成は有意に減少した。水素水には、動脈硬化の抑制作用があることが分かった。

 

このような研究から、「水素水を飲むことによって人間の動脈硬化を抑制できる可能性はある」ということができます。

 

不整脈の原因にはストレスによる自律神経(交感神経)の乱れも

また心臓疾患が原因ではない、ストレスが原因となる不整脈に関してはどうでしょうか?

ストレスなどによって自律神経に乱れが生じることを自律神経失調症といいますが、水素のあまり知られていない働きが自律神経失調症の予防にも好影響をもたらす可能性があります。

水素分子の体内での働きといえば「悪玉活性酸素を無効化する」ということがよく知られていますが、それ以外にも「胃から分泌されるグレリンというホルモンの分泌量を増やす」という働きもあります。

このグレリンというホルモンは自律神経のうちリラックスしているときにはたらく「副交感神経」を優位にさせる働きがあり、筋肉の緊張や血管の収縮をゆるませてリラックスさせる効果があります。

このような自律神経の働きを調える働きによっても、水素水には不整脈の予防への効果が期待できるといえそうです。

 

 

まとめ

以上、不整脈と水素水の関係について調べてみた内容をまとめてみました。

日本医科大学の太田成男教授もおっしゃっているとおり、水素水の体内での働きのメカニズムはそのすべてが解明されているわけではありませんが、現象として様々なよい影響が観察されているのは事実です。

副作用の心配もないことから、不整脈の問題にたいしても「得することはあっても損することはない」と個人的には感じているので、なんとか父にも飲んでもらえるようにはたらきかけていこうと思っています。