水素水とは

水素ガス吸引の効果はわかるけど、水素水には期待できない?

水素ガス吸引が「先進医療」として厚労省に認定されましたね。

>>先進医療 水素で心停止後の脳機能改善|毎日新聞

(認定された治療内容は「心肺停止→蘇生後に、患者の命と脳機能を守るために2%の水素ガス吸引を吸入させる」というものになります。)

このような話題もあって、「水素ガスの吸引の効果は認めるけど、水素水を飲んでもそんな効果ないでしょ?」という印象をもたれることも多いようです。

たしかに「水素ガス」のほうが「水素水に溶け込んだ水素分子」よりも大量の水素を体に取り入れられそうですよね。

はたして水素水を飲むことは水素ガス吸引に比べると効果が劣るのでしょうか?

この疑問について、水素医学研究の第一人者である太田成男教授の説明をご紹介してみたいと思います。

 

臓器へ達する水素濃度は「水素ガス吸入」も「水素水を飲む」のも変わらない?

先進医療として認証された水素ガス吸入治療は「2%濃度」でおこなわれますが、動物実験での水素ガス有効濃度は「1%以上」であることがわかっています。

このことから太田教授は次のように述べられています。

水素の飽和濃度が800μM(1.6ppm)なので、1.3%〜3%の水素ガスを吸入した時の水素の体内濃度は、10μM〜24μMとなるはずです。

別の単位で表すと0.02ppm〜0.048ppm(1リットルあたり20μg〜48μg)です。

では、水素水を飲んだ時の体内濃度はどうなるでしょう?

ラットを使って、体重40kgの人に600ミリリットルの水素水を飲ませた量に対応する量を飲ませます。測定結果では、水素濃度は肝臓で20μMに達することが実測されています。

別の単位で表すと0.04ppm(1リットルあたり40μg)です。この濃度は、3%の水素ガスを吸わせた時の水素濃度とほぼ一致します。

(『新・水素水とサビない身体 ここまでわかった水素水最新Q&A』太田成男著 124Pより引用)

 

ということで、実測からわかった結論からすると、「水素ガス吸引によって取り込める水素分子の量と、水素水を飲むことによって取り込める水素分子の量にそれほど大きな違いはない」といえるようなんですね。

正直、ここで太田教授が例に示されている数字の話は難しくてよくわからないのですが(^^;)、水素水も水素ガスと変わらない効果が期待できそうなので、安心して飲めますね。

 

もちろん水素濃度は大事

もちろん水素が溶けている水素水ならなんでもいいというわけではありません。

この話のなかで太田教授が想定されている水素水の水素濃度は「0.5〜0.8ppm」となっています。

最低でもこれくらいの濃度の水素水を飲むようにしていれば、水素ガス吸引にもひけをとらない水素の体内での作用が期待できるということなんですね。

ちなみに太田教授の前著『水素水とサビない身体』では、水素水の濃度の目安として0.8ppmという濃度があげられていました。

 

 

 

私たちがふだん飲むことができる水素水の水素濃度は?

ここで私たちがふだん飲むことができる水素水の水素濃度がどれくらいか?というのをざっと確認しておきましょう。

 製品名  水素濃度
アルミパウチ水素水   高濃度水素水 縁
詳細記事
1.6ppm(週刊文春実測値)
南ASOの水素水 0.47ppm(週刊文春実測値)
アルミボトル水素水 伊藤園 水素水H2 0.82ppm(週刊文春実測)
水素水サーバー    ガウラミニ
詳細記事
0.8〜1.1ppm
ルルド
詳細記事
1.2ppm
パナソニック還元水素水生成器
詳細記事
〜0.3ppm程度
日本トリム電解水素水整水器
詳細記事
〜0.3ppm程度
携帯水素水生成器 ポケット
詳細記事
0.48ppm(週刊文春実測)

こうしてみると、同じ「アルミパウチ水素水」でも商品によってずいぶん水素濃度が違いますよね。

また水素水サーバーのなかでもパナソニック・日本トリムの「電解水素水」はもともと「アルカリイオン水」と呼ばれているもので、若干性質がことなります。(強いアルカリ性になるため、水素濃度があげられないなど)

有名なメーカーの製品でも太田教授の推奨する水素濃度に達していないこともあるということなので、注意していただければと思います。